テニスで0点のことを「ゼロ」ではなく「ラブ」と言いますよね。
あれ、なんでラブって言うか気になりませんか?
テニスの試合見てたらちょっと気になったので調べてみました。
するとその語源には有力と言われる説が2つあることが判明。
というわけで今回は、テニスのラブの意味とその由来を紹介します!
2つの語源
有力な説が2つあると言いましたね。
その2つの説というのがこちらです。
- フランス語で卵という意味の「l’oeuf(ロェフ)」が変化
- オランダ語で名誉という意味の「lof(ロフ)」が変化
この2つです。
どのような経緯でラブへと変化したかはあとで紹介しますが、共通しているのはこれらの言葉のどちらも発音が「ラブ」に近いということです。
当時の人たちが聞き間違えたりして「ラブ」になったわけですね。
「あれ?なんか今ラブって言った?いったよね?うん!」
多分こんな感じで変化したんじゃないかなーと(笑)
では、次はそれぞれの説の由来を紹介します。
フランス語説
テニスは11世紀頃のフランスの修道院が起源と言われています。
そこでは「手でボールを打ち返す競技」が行われていました。
数字の0(ゼロ)ありますよね。
これ、目を凝らしてみるとなんだか卵に見えてきませんか?
僕は全く見えないんですけど、卵に見えるというフランス人が0点のことをフランス語で卵という意味の「l’oeuf(ロェフ)」と呼び出したんですね。
で、後にテニスがイギリスに伝わった際イギリス人がこれを「love(ラブ)」と聞き間違ってしまった結果、現在のように0をラブと言うようになりました。
はい、これがフランス語説です。
0が卵ってなんだか面白いですね。
日本なら小判とかわらじになっていたかもしれません。
次はオランダ語説です。
オランダ語説
オランダ語説はカッコイイですよーー。
中世のヨーロッパでは賭け事が盛んだったんですね。
普通賭け事といったらお金をかけますが、映画でたまにあるように「名誉を賭ける」というのがあったそうなんです。
名誉って目で見ること出来ませんよね。
そこでこんな連想ゲームのようなものが登場しました。
名誉→目で見えない→形がない→何もない→0(ゼロ)じゃね!?
この連想ゲームから0のことを「lof(ロフ)」と言うようになり、それがいつしか「ラブ」へと変化したというのがオランダ語説です。
最後に
僕としては卵説より名誉説のほうがかっこいいと感じるので、こっちの説を支持したいです。
やっぱりトッププロといわれるテニスプレーヤーは己の名誉のために戦うって部分あると思うので。
ただね、「名誉を賭ける」って言われても困りますよね。
「いやいやいや、そんなもんいらねーし。お金くれ!」
ってなりそうです(笑)