咳と鼻水が止まらない!熱はないのになぜ?

「ゴホゴホッ」と何度も咳をし、ダラダラと鼻水が止まらない。

風邪の症状かなと考えるのが普通ですが、風邪の場合熱も出ることが多いですよね。

しかし、熱はないのに1ヶ月以上咳と鼻水が止まらない場合、別の病気が原因となっているかもしれません。

			
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咳や鼻水が止まらない原因

マスク姿の女性

 

通常の風邪は1ヶ月以上も続くことはないので、熱はないのに咳と鼻水が止まらないといった症状があれば何か別の原因があると考えられます。

ただ、咳や鼻水の原因は様々です。

なので、「コレ!」と断言できるものはありませんが、考えられる病気をいくつかピックアップしました。

 

咳喘息(せきぜんそく)

まず、一番多いのが咳喘息です。

咳喘息は様々な刺激により気道が炎症し、それにより咳が慢性的に続く気管支系の病気です。

たばこの煙、ハウスダスト、室内外の温度差、飲酒、ストレスが発作の原因と言われ、アレルギー持ちの人に多い傾向にあります。

 

寒暖差アレルギー

温度差の刺激が鼻の粘膜の血管を広げます。

それが熱はないのに鼻づまりや咳などのアレルギー症状をもたらすことがあります。

寒暖差アレルギーは夏の蒸し暑い場所からクーラーが効いた部屋に移動したり、暖房で暖かくなってる部屋から寒い外へ移動するなど、寒暖差の大きいところへ急に移動することで発症します。

男性よりも筋肉量の少ない女性に多く、7度以上の差が出たときに発症しやすいといわれています。

急な温度変化が原因なので、温度差のある場所へ移動するときはゆっくりと移動するのが予防としておススメです。

 

副鼻腔炎(ふくびくうえん)

鼻にある副鼻腔という場所が炎症を起こし、それが原因で鼻水や咳が止まらなくなります。

この副鼻腔炎については以下の記事で詳しく紹介しています。こちらも参考にしてみてください。

花粉症の頭痛は副鼻腔炎に注意!何科に行けばいい?

 

マイコプラズマ肺炎

呼吸器感染症の一つで、肺炎マイコプラズマという細菌に感染することで発症します。

学校などの人が多く集まる場所で起こりやすく、大人よりも子供に多いです。

症状はのどの痛み、鼻水・鼻づまり、咳などで、39度以上の高熱がでることもあります。また、咳は熱が下がっても1ヶ月近く続きます。

 

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病院は何科に行けばいい?

医者

 

風邪の場合は内科に行くのが普通ですが、咳や鼻水が長らく続く場合は呼吸器科か耳鼻科がいいでしょう。

どちらに行くか迷った場合は症状によって選ぶと良いです。

鼻水や鼻づまりがひどいと感じたら耳鼻科。咳が苦しい、呼吸がしづらいと感じたら呼吸器科ですね。

大丈夫だろうと放っておくのが一番まずいので、なるべく早めの受診をおススメします。

 

最後に

ちなみに情報となりますが、咳1回の消費カロリーは約2キロカロリーと言われており、何日も続くと肋骨が疲労骨折することがあるそうです。

「ちりも積もれば山となる」ってやつですね。

確かに何度も咳をするのは体力使うので疲れます。


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