みかんって美味しいですよねーー。
ついつい食べ過ぎてしまい、テーブルの上がみかんの皮だらけになってしまうことってあるかと思います。
僕も気を抜くと後悔するくらい食べ過ぎてしまうので、テーブルの上に山積みされたみかんを見ると嬉しいと同時に食べすぎを防がねばという2つの感情で板ばさみになります。
さて、このように僕を2つの感情で板ばさみにして、ある意味苦しめるみかんですが、食べ過ぎると手や顔などの肌が黄色くなるというのを聞いたことないですか?
これって本当なのでしょうか。もし本当なら何かの病気の兆候なのでしょうか。
ちょっと気になったので調べてみました!
黄色くなるのは本当だった!
ではまず結論から言いますね。
みかんを食べ過ぎると肌が黄色くなるのは本当です!
ただ、そうなるにはかなりの量を食べる必要があります。
どのくらいの量かと言うと、一度に数十個を毎日食べるという常識では考えられない量です。
もちろん人それぞれ個人差というのがあるので一概に何個食べれば黄色くなるということは言えませんが、食べ過ぎると黄色くなるのは確かなようです。
肌が黄色くなる理由
肌が黄色くなる理由は、みかんに含まれる黄色い色素のβカロテン。
これをたくさん摂取することで肌が黄色くなります。
体内で色素が沈着し、それが皮膚に現れるんですね。
ひどい場合は全身が黄色くなることもあるとか!
あと、色素をたくさん摂取することが原因なので、別にみかんじゃなくても肌は黄色くなります。
例えばニンジン、かぼちゃです。要はβカロテンを多く含む食べ物をたくさん食べると肌が黄色くなる可能性はあります。
ちなみにこのβカロテンの摂り過ぎで肌が黄色くなる症状のことを「柑皮症(かんぴしょう)」と言います。
柑皮症は肌が黄色くなるだけですので、なにか特別な治療をしなければいけないということはありません。単純にβカロテンの摂取量を抑えれば症状は改善していきます。
別に重大な病気ということではないので安心ですね。
手から黄色くなりやすい!?
βカロテンという色素が原因なので、その色素がじかに触れる部分は黄色くなりやすくなります。
みかんを食べるとき、まず最初に皮をむきますよね。
そのとき指先にβカロテンが付着します。
なので、一番最初に指先が黄色くなってきます。
僕も正月にみかんを食べた際、まず初めに指先が黄色くなりました。
もし、にんじんやかぼちゃを包丁を使わず素手で割ったり皮をむいたりすれば、みかんと同じように指先から黄色くなっていくんでしょうね。
あと、肌が黄色くなる症状に「黄疸(おうだん)」がありますが、これと柑皮症はまったく関係ありません。
黄疸は何らかの影響で血液中にビリルビンという色素が増加した場合におこります。
肝臓になにか病気がある場合に起こることがあるので、こちらの場合は病院で検査することをおススメします。