朝起きてからの目覚めのコーヒーや仕事の合間の一杯。
気分転換にちょうどいいですよねーー。
「よし!今日も頑張るぞッ!」
という気分にさせてくれます。
このような感じで気合を入れることを目的として、毎日欠かさずコーヒーを飲むのが習慣になっている人は多いかと思います。
そんなコーヒーですが、含まれるカフェインの過剰摂取による危険性をご存知ですか?
集中力がアップしたり眠くなりにくくなるという効果がある反面、取り過ぎることによる副作用で体に恐ろしい結果を招くことがあります。
今回はそのカフェインの効果と副作用について紹介します。
最近人気のエナジードリンクにも含まれているカフェイン。
コーヒーやエナジードリンクを飲むのが習慣化している人は過剰摂取に陥らないよう注意してくださいね。
カフェインの効果
カフェインは過剰に摂取すると体に悪い影響を及ぼしますが、適切な量であれば問題ありません。むしろメリットまであります。
それがカフェインにる覚醒作用です。
コーヒーを飲むと眠気が覚めたり集中力がアップするのを感じたことがあるかと思いますが、これはこの覚醒作用があるからです。
勉強や仕事の前にカフェインを摂取することで、効率よく作業を進める効果が得られます。
また、カフェインは脂肪分解の作用もあります。そう、痩せやすくなるのです!
ダイエット中の人や体重を減らしたい人にとってはその効果は嬉しいですね。
運動前にカフェインを摂取することで、普段運動で燃やされる脂肪の量が増加します。
ただし、運動しなきゃこの効果は期待できないので、ただコーヒーを飲んで効果を期待するのは意味がないので注意です。
そのほかにも胃酸の分泌を促すことで消化を助けるという働きなどがあります。
カフェインの持続時間
カフェイン摂取による効果が出てくるのは、摂取してから約30分後と言われています。
そして摂取後3~4時間でピークをむかえます。
持続時間は約6時間ほどです。
なので、コーヒーを飲むなら作業の直前ではなく、30分前に飲むのがベストなタイミングとなります。
出社前にコンビニでコーヒーを買って飲むサラリーマンは、自然とそのタイミングを利用しているということです。体が分かっているのでしょうか?すごいですね。
副作用の症状
どんなものでもとりすぎは体に悪いものです。
もちろん、カフェインも取り過ぎると体に悪い副作用が出てしまいます。カフェイン中毒というものです。
精神錯乱、自殺行為、血圧上昇、不眠、動悸、偏頭痛といった症状が出るほか、空腹時の摂取は胃酸の分泌で胃痛になることがあります。
胃酸の分泌は消化を促す上ではメリットではありますが、分泌されすぎると逆に良くないというのは驚きですね。
あと、カフェインには解毒薬や血清が存在しないため、中毒になった場合の治療法は対症療法をして時間の経過による体力回復のみです。
カフェインの摂取量は健康な大人の場合、個人差はありますが1日400ミリグラムまでです。それ以上は許容範囲を超えます。
缶コーヒー1本で約100~150ミリグラムのカフェインが含まれています。
種類によっては1日3本でアウトです。
アメリカでの話ですが、カフェインを含んだエナジードリンクを飲んだ少女(14)が死亡したという事例があります。過剰摂取には十分気をつけてください。
最後に
カフェインはコーヒーだけでなく、緑茶や紅茶などにも含まれています。
結構身近な存在なので飲みすぎは注意ですね。
毎日何気なく飲んでいるものでも、飲みすぎると危険だというのはびっくりを通り越して怖いです。
僕はコーヒーおかわり自由のお店で何度も飲むことがあるので、これからは2杯程度にとどめたいと思います。
・・・いや、3杯にしとこう(笑)